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モトコンポ



 中古屋で安く見つけたので買ったのですが、ぼろで、すぐにマフラーははずれ、リアフォイールはゆがみ、散々でした。壊れなかったら今も乗っていたのでしょうが、いつの間にかパーツがなくなり乗れないバイクになっていました。





二輪製品ニュース

1981年10月29日
世界初の四輪・二輪同時開発
・新感覚のFFニューコンセプトカー ライブビークル「ホンダ シティ」と
・ホンダ シティ搭載用トランクバイク「ホンダ モトコンポ」を同時発売


 本田技研工業(株)は、小さな占有面積で居住性にすぐれた背の高いトールボーイデザインを採用するとともに、このクラストップのすぐれた燃費と動力性能を発揮する新開発コンバックスエンジンを搭載したFFニューコンセプトカー、乗用車「ホンダ シティ」、商用車「ホンダ シティプロ」の2機種4タイプを全国のホンダ店で11月11日より発売する。
 また、このホンダシティ搭載用として同時開発を進めてきたトランクバイク「ホンダ モトコンポ」も全国のホンダの販売店を通じて同時に発売する。(ライブビークルは英語で〈LIVE〉= 生き生きとした、活動的な、の意味があり、この車のコンセプトにマッチしたことばとしてイメージ的に引用したものです。)
 ホンダは、このシティとモトコンポの発売により、従来の四輪と二輪で六輪ライフといった、単に足し算的な範囲での使い勝手だけではなく、四輪に二輪を搭載して行動することにより、バイクの機能とクルマの機能が掛け算的に広がり、アウトドアライフの新しい使い勝手を創りだすことを提唱するものである。これは二輪車、四輪車を持つホンダの強みをフルに発揮した世界で初めての試みでもある。


 ホンダ シティは、既成のクルマ概念にとらわれず、居住性や燃費、動力性能など、クルマの機能を最大に追求(機能最大)しながら、一方でこれらを生みだすエンジン、サスペンションなどの機構は最小(機能最大)にと設計し、都会的な感覚を持つ行動派の若者にターゲットをおいたニューコンセプトカーである。ボディは新鮮なトールボーイデザインを採用、背の高さが室内の広さを生み出し、しかも空力性能にすぐれた設計となっている。エンジンは軽量コンパクトな新開発コンバックスエンジンを搭載。1231cm3、67馬力(Rタイプ)の高出力とこのクラストップの低燃費(10モード19.0km/L・Eタイプ)を合わせて実現。
コンバックス(COMBAX)エンジン=COMPACT(コンパクト) BLAZING(ブレイジング)-COMBUSTION(コンバッション) AXIOM(アクシアム)(高密度速炎燃焼原理)を略した造語。CVCC-IIエンジンを足掛りに高圧縮比化を図り、新ファンネル型燃焼室を採用した超ロングストローク(超スモールボア)で燃焼効率の高いニューコンセプトエンジンである。

 さらに、新設計のリアサスペンション機構を採用してラゲッジスペースの確保を図るなど、いたるところに機能の向上のためのアイディアを採用し、コンパクトなボディに広々とした使い勝手のよい居住空間を創りだしている。
 このホンダ シティは、シビックやアコードがその時代にふさわしいクルマのひとつの基準を世界に示したように、このシティもまた、これからの新しいクルマ社会に新たな基準を提案するものである。
 ホンダ モトコンポは、シティ搭載用として同時開発を進めてきた、まったく新しいカテゴリーのトランクバイクである。超小型で軽量(全長118.5cm、乾燥重量42Kg)のなかに、49cm3、2.5馬力の2サイクルエンジンを搭載し、燃料やオイル、バッテリーなどの液洩れ防止機構や折りたたみ式ハンドルとステップなど、トランクバイクとして使い勝手を配慮した設計としている。また、シティには、モトコンポを搭載する時に利用できるアンカーナットを装備。専用ベルト(オプション)でしっかりと固定できる設計となっている。


MOTOCOMPO
型式 AB12
全長×全幅×全高(m) 1.185×0.535×0.910
車両重量(kg) 45
乾燥重量(kg) 42
燃費(km/L) 70.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) 0.19(約11度)
最小回転半径(m) 1.3
エンジン型式及び排気量(cm3) AB12E空冷2サイクル・49
最高出力(馬力/回転数) 2.5/5,000
始動方式 キック
点火方式 CDI
潤滑油容量(L) 1.0
燃料タンク容量(L) 2.2
変速機形式 自動遠心クラッチ
タイヤサイズ前/後 2.50-B-4PR/2.50-8-4PR




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